シャーロック・ホームズに愛を込めて
Books
原作所謂聖典
サー・アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 東京創元社
シャーロック・ホームズの回想 東京創元社
シャーロック・ホームズの生還 東京創元社
シャーロック・ホームズの事件簿 東京創元社・新潮社
シャーロック・ホームズ最後の挨拶 東京創元社
緋色の研究 東京創元社
四人の署名 東京創元社
バスカヴィル家の犬 東京創元社
恐怖の谷 東京創元社
パスティーシュ贋作・パロディ
アドリアン・コナン・ドイル
ジョン・ディクスン・カー
シャーロック・ホームズの功績 早川書房PM
H・F・ハード 蜜の味―ホームズ引退後の事件 早川書房
エラリー・クイーン 恐怖の研究 早川書房
セナ・ジーター・ナスランド シャーロック・ホームズの恋 早川書房
M・J・トロー 霧の殺人鬼 早川書房
クリミアの亡霊 早川書房
レストレード警部と三人のホームズ 新潮社
マイクル・ハードウィック シャーロック・ホームズの優雅な生活 東京創元社
ジューン・トムスン シャーロック・ホームズの秘密ファイル 東京創元社
シャーロック・ホームズのクロニクル 東京創元社
シャーロック・ホームズのジャーナル 東京創元社
シャーロック・ホームズのドキュメント 東京創元社
ピーター・ローランド エドウィン・ドルードの失踪 東京創元社
アビン・ベン・ベイカー 冬のさなかに―ホームズ2世最初の事件 東京創元社
ロバート・L・フィッシュ シュロック・ホームズの冒険 早川書房
シュロック・ホームズの回想 早川書房
ジャン=ピエール・ノーグレット ハイド氏の奇妙な犯罪 東京創元社
マンリー・W・ウェルマン
ウェイド・ウェルマン
シャーロック・ホームズの宇宙戦争 東京創元社
J・ソアレス シャーロック・ホームズ リオ連続殺人事件 講談社
ケン・グリーンウォルド シャーロック・ホームズの失われた事件簿 原書房
ローリー・R・キング シャーロック・ホームズの愛弟子 集英社
ローレン・D・エスルマン シャーロック・ホームズ対ドラキュラ 河出書房新社
ランダル・コリンズ シャーロック・ホームズ対オカルト怪人 河出書房新社
ニコラス・メイヤー シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険 扶桑社
ケイレブ・カー シャーロック・ホームズ メアリ女王の個人秘書殺人事件 学習研究社
エドワード・B・ハナ ホワイトチャペルの恐怖-シャーロック・ホームズ最大の事件 上.下. 扶桑社
ダニエル・スタシャワー ロンドンの超能力男 扶桑社
マーガレット・P・ブリッジズ 我が愛しのワトソン 文藝春秋
ジョン・R・キング ライヘンバッハの奇跡 シャーロック・ホームズの沈黙 東京創元社
日本物
加納一朗 ホック氏の異郷の冒険 角川書店
日本版 ホームズ贋作展覧会 上.下. 河出書房新社
伊吹秀明 シャーロック・ホームズの決闘 幻冬社
島田荘司 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 集英社
短編集アンソロジー
シャーロック・ホームズのライヴァルたち 1.2.3. 早川書房
シャーロック・ホームズの災難 早川書房
シャーロック・ホームズの新冒険 上.下. 早川書房
シャーロック・ホームズ クリスマスの依頼人 原書房
四人目の賢者 原書房
ベイカー街の殺人 原書房
ワトスンの災厄 原書房
ベイカー街の幽霊 原書房
ホームズ贋作展覧会 河出書房新社
シャーロック・ホームズの栄冠 論創社
シャーロック・ホームズ七つの挑戦 国書刊行会
研究書・他
W・S・ベアリング=グールド シャーロック・ホームズ ガス灯に浮かぶその生涯 河出書房新社
J・E・ホルロイド シャーロック・ホームズ17の愉しみ 河出書房新社
ロナルド・ピアソール シャーロック・ホームズの生れた家 河出書房新社
ヴィンセント・スタリット シャーロック・ホームズの私生活 河出書房新社
NHKテレビ版シャーロック・ホームズの冒険 求龍堂
シャーロック・ホームズの倫敦 求龍堂
図説シャーロック・ホームズ 河出書房新社
シャーロック・ホームズ秘密の一端 青春出版社
シャーロック・ホームズの履歴書 講談社

Movies&Drama
映画・テレビ映画・テレビシリーズ
1970年 「シャーロック・ホームズの冒険」
The Private Life of Sherlock Holmes

 所持(DVD)

監督:ビリー・ワイルダー

ホームズ:ロバート・スティーブンス
ワトソン:コリン・ブレイクリー
マイクロフト:クリストファー・リー
実際にはもっと長いストーリーだったそうだが、諸般の事情に
より、現在の上映時間になったそうだ・・・。
ワイルダーはホームズファンだった様だが、キャスティングは
今一つな気がする。R・スティーブンスは微妙にホームズの
イメージに合って無い気がするし・・・物語自体はハッキリ言って
ホームズは殆ど解決してないしのう・・・C・リーのマイクロフトは
嬉しいが・・・しかし、ホームズ物の映像は一つでも嬉しい事は
確かです。
1976年 「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」
The Seven-per-cent Solution

 所持(VHSビデオ)

監督:ニコラス・メイヤー

ホームズ:ニコル・ウィリアムソン
ワトソン:ロバート・デュヴァル
フロイト博士:アラン・アーキン
モリアーティ教授:ローレンス・オリヴィエ
パスティーシュとしては大変面白い物語だ。
そもそも私はニコル・ウィリアムソンが好きなんで、彼が
ホームズを演るのには賛成してしまうのダ。
ホームズとフロイトを共演させるのはなんだか皆好きな様で
後年リーのホームズでもフロイトが出て来る。
まーーーホームズのトラウマを解析しようと言うのはなんとも
言い難いのだが、それだけ世界中の人がホームズを愛している
と言う証拠ではあるなあ・・・この映画は仲々楽しいので
LDやDVDになっていないのが腑に落ちないのだが・・・
そうそう、なんとグラナダシリーズでマイクロフトを演じた
チャールズ・グレイがここでもマイクロフトを演じているのダ!
嬉しい驚きである(^o^)
1979年 「黒馬車の影」
Murder by Decree

 所持(βビデオ)
    DVD
監督:ボブ・クラーク

ホームズ:クリストファー・プラマー
ワトソン:ジェームズ・メイソン
共演:ドナルド・サザーランド
   ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド
   スーザン・クラーク
   デヴィッド・ヘミングス
   フランク・フィンレイ
   ジョン・ギールガッド
   アンソニー・クエイル
クリストファー・プラマーもまた好きな俳優なので、プラマーの
ホームズも勿論有りである。でもメイスンのワトソンはかなり
歳が行き過ぎている様でちと痛々しかった。
物語は誰もが夢見たホームズ対切り裂きジャックである。
んが、何せ相手が切り裂きジャックなので内容が暗い暗い・・・
確かにホームズの物語は暗いものもあるが、これは本当に
陰気な内容なのダ。後年作られたJ・デップの「フロム・ヘル」
ともイメージ的に似ており、既に20年以上前に切り裂きジャック
のイメージを作り上げていたという点で先進的な作品であった。
・・・が先進的過ぎて勿論受けず、知る人は少ない。
ビデオ化してくれたエンバシーには感謝したい。
1980年
  |
1995年
シャーロック・ホームズの冒険 
 グラナダTV版
The Adventures of Sherlock Holmes
The Return of Sherlock Holmes
The Memoirs of Sherlock Holmes
The Casebook of Sherlock Holmes

 所持(DVD、LD)
監督:

ホームズ:ジェレミー・ブレット
ワトソン:デビッド・バーク
     エドワード・ハードウィック
マイクロフト:チャールズ・グレイ
ハドソン夫人:ロザリー・ウィリアムス
モリアーティ教授:エリック・ポーター
言わずと知れたホームズの映像化で世界で最も愛された
テレビシリーズである。 ブレットのホームズを最初に観た時は
本当に震えたねえ・・・実際ブレットの容貌は前任者の幾人かに
比べると完璧にパジェットの絵に瓜二つと言う訳では無いと
思うが、喋り方や動作が今まで小説を読んで思い描いていた
ホームズそのものであると感じたものね。故に彼のホームズは
現在唯一無二のホームズと断言しても宜しかろうと思う。
ワトソン始めハドソン夫人や他のキャスティングも実に見事で
物語の原作らしさと相俟ってホームズ映像化史上に燦然と
輝く金字塔を打ち立てたのは間違い無い。
しかも各話のゲストがまた良かった。あ・・あの人が出てるって
楽しみが沢山ありました。本当に・・・ブレットに全60話の製作を
完遂させてあげたかった。シリーズ終盤のブレットの体調の
悪さが観ていて痛々しいのがちと悲しくなる。
1983年 「バスカヴィル家の犬」
The hound of the Baskervilles

 所持(βビデオ、LD)
監督:ダグラス・ヒコックス

ホームズ:イアン・リチャードソン
ワトソン:デヴィッド・ヒーリー
実のところ、ジェレミー・ブレットのホームズを観るまでは
このイアン・リチャードソンのホームズが結構好きだった。
今でも好きだが、まあ・・リチャードソンは風貌が多少柔かな
感じがあって鋭いホームズのイメージからは少しズレていた
気もする。しかし、物語は仲々原作に忠実に作られており
充分に楽しめる。これと、「四つの署名」と更にシリーズ化の
予定だった様で残りが製作されなかったのが実に残念です。
1983年 「四つの署名」
The Sign of Four

 所持(βビデオ)

監督:デズモンド・デイヴィス

ホームズ:イアン・リチャードソン
ワトソン:ドナルド・チャーチル
これもエンバシーのお陰で所持しているのだが、物語は充分に
面白い。シリーズが製作されていたら、リチャードソンの
ホームズも結構歴史に残ったんじゃないかと思う。
終盤の船での追跡劇は仲々良く出来ている。
1985年 ヤング・シャーロック ピラミッドの謎
Pyramid of Fear

 不所持 公開時に観賞
監督:バリー・レビンソン

ホームズ:ニコラス・ロウ
ワトソン:アラン・コックス
モリアーティ:アンソニー・ヒギンズ
まあ・・・映画界ではよくある、誰某の若かりし頃は?・・・的な
ノリで作られた映画で・・・どうにもホームズ役のN・ロウが好き
になれないのだが・・・少年時代にワトソンと会っているし・・・
まあ・・・作品的にはフツウである。
1987年 帰ってきたシャーロック・ホームズ
The Return of Sherlock Holmes

 所持(VHSビデオ)
監督:ケビン・コナー

ホームズ:マイケル・ペニントン
ワトソン(曾孫):マーガレット・コリン
これは偶然ビデオを貰って観たのだが、実にキテレツであり
ながら、面白いのダ。 なんと!ホームズが冷凍睡眠されて
いて、現在に現れる話だ。ワトソンの曾孫で探偵をやっている
女性が古い屋敷で冷凍されているホームズを発見・解凍して
現在に蘇らせる・・・まーー普通に考えたら荒唐無稽でとんでも
無い話だが、意外と面白い。大昔の人間であるホームズが
現代でカルチャーギャップに目を白黒させる所が物語のキモで
流石の名探偵も過去の遺物的なイメージなのだが、そこは
流石にホームズで暫らくすると時代に馴染んでくるところが
面白いし、しっかり事件を解決してみせてワトソン(曾孫)を
感心させちゃうんだから結構痛快なのだな・・・
小品ではあるが結構好きである。最もホームズ役のM・ペニン
トンはちとイメージが違う気はするけど・・・・。
1991年 新シャーロック・ホームズの冒険
  ホームズとプリマドンナ
Sherlock Holmes
  The Leading Lady

 所持(DVD)
監督:ピーター・サスディ

ホームズ:クリストファー・リー
ワトソン:パトリック・マクニー
アイリーネ・アドラー:モーガン・フェアチャイルド
このC・リーのニ作と、下のドイルの事件簿は配役的に的実に
楽しい作品で、他の人もそうだとは思うが、私は思わず
ニタニタにこにこしてしまうキャスティングなのだな(^o^)
なんと言ってもリーは若い頃にホームズを演じているし、しかも
以前にはマイクロフトも演じていて、ここでまた晩年のホームズ
を演じると言うもーマニア泣かせの美味しいキャスティング!
更に以前ワトソンを演じたパトリック・マクニーがまた晩年の
ワトソンを演じていてもーー実に楽しい。アイリーネ・アドラーの
モーガン・フェアチャイルドはまー時間経過的に思い切り若過ぎ
だけど、美しいので知らないフリをしたい(笑
このーリーのホームズは年老いたせいか、大分和らいだ性格の
ホームズだが、まあそれも結構納得行くし、老いたワトソンとの
掛け合いが大変楽しく、他の人達には色々文句も有りましょうが
私としてはすごーく好きな二作なのダ。またまたここでもフロイト
が出てくるし、まあ展開としては多少冗長な面も無いではないが
それもまた2人の掛け合いが長く観ていられると思うと、嬉しい
ものなんだな・・・・アイリーネとの遣り取りも仲々に楽しいし
事件も結構見させてくれる。
1991年 新シャーロック・ホームズの冒険
  ヴィクトリア瀑布の冒険
Sherlock Holmes
The Golden Years: Incident
at Victoria Falls

 所持(DVD)
監督:ビル・コーコラン

ホームズ:クリストファー・リー
ワトソン:パトリック・マクニー
ルーズベルト元大統領:クロード・エイキンズ
と・・まあそういう訳で、このリーとマクニーのニ作は大変気に
入っているので、話が間延びしていようが、多少の無理が
有ろうが、全然気にならないのだ・・・好きだって事は実に便利に
出来ている(^▽^;)
こちらはルーズベルト元大統領やなんとラッフルズまで出てくる
と言うサービス精神!しかも、テディはクロード・エイキンズじゃ
あーりませんか・・・70年代あたりにB級アクション映画をよく
観てた人なら忘れられない俳優であるのよ・・・ああ実に楽しい。
ラッフルズは言わずと知れたホームズのライヴァル達の1人で
稀代の怪盗だ・・・まさかラッフルズとホームズが共演する
なんて!コミカルなシーンも楽しめて、私的には良作です。
2000年
2001年
コナン・ドイルの事件簿
Murder Rooms

1.ドクター・ベルの推理教室
The Dark Beginnings of
  Sherlock Holmes
2.惨劇の森
The Patient's Eyes
3.死者の声
The Photographer's Chair
4.謎のミイラ
The Kingdom of Bones
5.暴かれた策略
The White Knight Stratagem

 所持(VHSビデオ)

監督:ポール・シード
    ティム・フィウェル
    アリソン・ジャクソン

コナン・ドイル:ロビー・レイン
         チャールズ・エドワーズ
ベル博士:イアン・リチャードソン
このシリーズはホームズの生みの親コナン・ドイル本人に焦点
を当てたミステリで、ドイルの怪奇趣味に合った上手い作りに
なっている。・・が、キモはソコではなく、ホームズのモデルと
言われるベル博士を登場させた事にある。
しかも!ベル博士を演じるのはイアン・リチャードソン・・・(^▽^*
いやあ・・まいったなあ・・・またまた憎い配役じゃないですかー
私が結構好きなホームズ役者のリチャードソンをベル博士役に
持って来るなんて全く憎い(^o^) //
もうそれだけで、何だか面白くなってしまうので、ハナから物語
に違和感無く入れてしまうのが美味しい・・・うん。
物語自体は虚実取り混ぜて、本当なのかウソなのか・・・
まあ既に大昔の人だし、確認しようも無いわけで、只の物語と
して楽しめれば良いのだろう・・・。その点では充分に面白い
シリーズになっている。まあ・・・ドイルにしてはハンサム過ぎ
ではあると思うけどね・・・。
2002年 バスカヴィル家の犬
The hound of the Baskervilles
DVD化題
「バスカヴィルの獣犬」

 所持(VHSビデオ)

監督:デイヴィット・アットウッド

ホームズ:リチャード・ロクスバーグ
ワトソン:イアン・ハート
ステープルトン:リチャード・E.グラント
ホームズの映像化物ではかなり新しい・・・
まあ物語は割りと原作に近く作ってあるのだが、どうも・・・
キャスティングがイマイチである。
ホームズ役のR・ロクスバーグはどーも・・・合っている様でいて
違う感じも多々する・・・。なによりもワトソンのイメージがヒョロ
過ぎてて・・しかも性格が鬱陶しい(^^;;;  やたら喧嘩腰な
演技だし、どーも・・・ワトソンとはとても思えない・・・。
実のところ、スティプルトン役のグラントの方がホームズの
イメージに合ってた気がするんだがなあ・・・。
監督: